
・高配当株投資はNISA口座、特定口座のどっちがお得なの?
・高配当株投資はNISA口座、特定口座で税金にどんな違いがあるの?
『高配当株投資』は低リスクで、初心者でも始めやすい投資として幅広く人気です。
特に、値上がり益(キャピタルゲイン)以外に配当収入(インカムゲイン)を得て、生活費の補填や投資資金を更に増やしたい方に好まれる投資です。
ですが、2024年から新NISAがスタートしたこともあり、
『NISA口座』、『特定口座』のどちらで運用するのがお得なのか疑問に持たれる方が多いです。
本記事では、
・『高配当株投資』における税金の基本
・『高配当株投資』は『NISA口座』、『特定口座』のどちらを使うのがお得なのか?
初心者にも分かりやすいように、解説していきます。
これから投資で資産形成をしたい!!と考えている方は是非参考にしてみてください!!
本記事の内容
- 配当金にかかる税金
- 『高配当株投資』は『NISA口座』、『特定口座』のどちらを使うのがお得か?
- 『NISA口座』が向いている人
- 『特定口座』が向いている人
サカの投資歴・運用実績
- 2021年に初期投資額300万円で高配当株投資を開始。
- 1年目で1000万円達成。
- 2年目1500万円達成。
- 3年目2200万円達成。
- 24年12月資産3,700万円。
- 米国高配当個別株(75%)、投資信託(20%)、仮想通貨・金(5%以下)に投資。
- 2024年 配当金累計 600,000円(1月あたり50,000円)

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そもそも『NISA口座』と『特定口座』は何が違うの?
『NISA口座』、『特定口座』の違いを上の表にまとめています。
ザックリ言うと、
『特定口座』での株式の取引(売買)には税金が発生し、『NISA口座』での取引においては日本で課税される税金がゼロになります。
※外国株に関しては海外で税金がかかりますが、確定申告で取り戻すことができます。(外国税額控除制度)

ちなみに・・・
細かい違いですが、『特定口座』では出来る損益通算は『NISA口座』では損益通算ができません。

損益通算は、2つ以上の取引で利益と損失を合計した額に税金がかかる仕組みのことです。
→株の利益にかかる税金を、株の損失があれば減らすことができるということ!

日本高配当株はNISAが有利
日本の高配当株に投資する場合、『NISA口座』で投資をした方が圧倒的にお得です。
日本での課税はゼロになるので、配当金をまるまる受け取ることができます。
例えば、
『特定口座』で日本の高配当株に投資して1万円の配当金を受け取った際、約20%の2,000円が税金として引かれ、最終手取りは8,000円となります。
『NISA口座』だと、最終手取りはまるまる1万円です。

米国高配当株は要注意【NISAにも課税あり】
米国株の高配当株に投資する場合、『NISA口座』で投資をした方がお得ですが、一部税金が発生します。
そもそも、米国株で得た利益には約30%の税金がかかります。
内訳は米国での源泉徴収税が10%と、その残額に対して日本での課税が約20%発生します。
NISAは”日本での課税をゼロにする制度”なので、米国での10%課税は『NISA口座』でも発生します。
それでも『特定口座』に比べると税制上、十分有利と言えるでしょう。
ほとんどの投資家にとって『NISA口座』での運用が一択な理由
『NISA口座』のメリット
- 税金がかからないため、長期で持つなら節税効果が高い。
- 売却時の税金もかからず、翌年には枠が復活する。
- 確定申告をする必要がない
おさらいですが、以上はNISAのメリットです。
結論から言うと、このメリットに勝るメリットはありません。
そもそも、『NISA口座』の枠は1,800万円と大きな額です。
将来的に投資をしていき、この1,800万円の枠を埋めるのに時間を要しそうだったり、
もしくは総投資額が枠におさまりそうなのであれば、迷うことなく『NISA口座』で投資をしてください。
また、
例え将来的に5年間の最速で1,800万円の枠を埋めきれる方でも、長期投資を前提にした投資をする場合は『NISA口座』の枠を優先して投資をしましょう。


以下のにあげるような投資手法をメインにしている方は『特定口座』を利用する方が向いています。
『NISA口座』より『特定口座』が向いている人【使い分けが重要】
『特定口座』が向いている人
- 『NISA口座』の枠を使い切った人
- 短期売買・トレード中心の人
- 損益通算や損失繰り越しで節税したい人
- 一部のNISA非対応商品を買いたい人(例:一部ETF、ADRなど)
以上の4つに該当する方は、『NISA口座』よりも『特定口座』の方が向いています。
NISA枠を使い切った人
『高配当株投資』の場合、配当金が継続して入金されるので無理に利確する必要はないです。
なので、必然的に『NISA口座』の枠を使い切った方は、『特定口座』での運用に切り替えた方が良いです。
配当金を節税しながら受け取るメリットは大きいので、可能性としては低いですが、
銘柄の入れ替えを実施したい場合などは、『NISA口座』の枠は銘柄の売却をすると翌年復活するので、継続して『NISA口座』を利用できることになります。
短期売買・トレード中心の人
短期(数か月から1年以内)で売買する予定のある方は『特定口座』の方が向いています。
『NISA口座』の枠は翌年にならないと復活しないので、頻繁に売買を繰り返す場合、『NISA口座』の枠の消費は勿体無いです。
ただ、今回は『高配当株投資』に焦点をあてて話を進めるすれば、高配当株を短期売買する方は少ないかと思いますので、こちらもまた可能性としては低いですね。
損益通算や損失繰り越しで節税したい人
一年の損失と利益をトータルした額に課税を損益通算や、
今年の損失を翌年以降に繰り越ししたい方は、『特定口座』での運用が向いていると言えます。
損益通算や損失の繰り越しは『NISA口座』では出来ません。
ただ、こちらも売買の多い投資に向けて言えることなので、『高配当株投資』においては可能性として低いと思います。
一部のNISA非対応商品を買いたい人(例:一部ETF、ADRなど)
『NISA口座』で買えない銘柄は、『特定口座』で買い付けるしかありません。
『NISA口座』では、上場株式や一定の基準を満たす投資信託など、比較的リスクが低く中長期の資産形成に適した商品に限り投資が可能です。
例えば、信用取引・FX・先物などのレバレッジ型商品は対象外です。
他にも、一部のETFや外貨建て商品についてもNISAで買えないものがあるため、事前に証券会社の取扱銘柄を確認しておくのが安心です。

ザックリいうとそういうこと!
例えば、S&P500は買えてもレバナスは買えないね!

まとめ・迷った場合は?
結論:迷った場合は『NISA口座』を使えばいい。
基本的には『NISA口座』から始めておけば間違いありません。
結局は、節税に勝るメリットはありません。
まずはNISA口座を使い切ることを前提にして、枠を超えた部分だけ特定口座で運用する、そんな形が多くの方にとって最良な選択肢になるでしょう。

あれこれと難しいことを学んでから実践していくのではなく、やりながら学んでいくので問題ありません。
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