こんにちは、サカです。
いつが購入タイミングなんだろう?
定期買付はしてもいいのかな?
こんな疑問を解決します。
本記事の内容
・米国高配当株ETF(HDV・VYM・SPYD)の買い時・購入タイミングの見極め方
・米国高配当ETF(HDV・VYM・SPYD)の適切な買い方 ⇒ 定期積立 or スポット購入
サカの投資歴・運用実績
- 2021年に初期投資額300万円で投資を開始。
- 1年目で1000万円達成。
- 2年目1500万円達成。
- 3年目2200万円達成。
- 24年12月資産3,600万円。
- 米国高配当個別株(75%)、投資信託(20%)、仮想通貨・金(5%以下)に投資。
- 2024年11月時点 配当金累計 481,505円(1月あたり43,773円)
僕は2021年から株式投資を米国の高配当個別株で始めました。
投資始めたてのころは、買い時がわからず”定期買付”していましたが、
今現在はチャートや決算状況、日々のニュースを参考に買付をしています。
個別株の場合、決算、ニュースで株価が大きく上下するので適切なタイミングでスポット購入ができれば、投資効率を上げることができます。
ETFの買い時・購入タイミングの見つけ方は個別株のそれとはやや異なります。
購入のタイミングによって、株価の値上がり益、配当金利回りも変わってくるので、お得に取引したいという方は買付の仕方を少しだけ工夫する必要があります。
人気の米国高配当株ETF(HDV・VYM・SPYD)の良い買い時はいつか?
効率よくカンタンに買い時を見つける方法はあるのか?
こちら見ていきましょう~!
僕は米国高配当株に投資をして、資産を大きく増やすことができました。(4年で3600万)
楽天証券、SBI証券であればETFも個別株も品揃え豊富で困ること無しです。
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米国高配当株ETF(HDV・VYM・SPYD)それぞれの特徴・比較
銘柄 | HDV | VYM | SPYD |
運用会社 | Black Rock | Vanguard | State Street |
ベンチマーク | 高配当米国株モーニングスター配当フォーカス指数 | FTSEハイデ ィビデンド・イールド指数 | S&P500高配当指数 |
構成銘柄数 | 75銘柄 | 395銘柄 | 80銘柄 |
コアセクター | エネルギー/ヘルスケア/通信 | ヘルスケア/金融/消費財 | 不動産/金融 |
ETF純資産 | 約111億USドル | 約589億USドル | 約67億USドル |
リバランス | 年4回 | 年1回 | 年2回 |
配当時期 | 3月/6月/9月/12月 | 3月/6月/9月/12月 | 3月/6月/9月/12月 |
分配金利回り | 3.28% | 2.70% | 3.93% |
経費率 | 0.08% | 0.06% | 0.07% |
設定日 | 2011/3/31 | 2006/11/16 | 2015/10/22 |
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HDV・SPYD・VMYを徹底比較!米国高配当株投資はETFで簡単に始よう!【初心者向け】
こんにちは、サカです。 これから投資を始める人米国高配当株投資を始めてみたいけど、個別株投資は難しそう・・・。 初心者でもカンタンに挑戦できる米国高配当株投資ってあるのかな? そんな疑問にお答えします ...
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人気の米国高配当株ETF:HDVの特徴
- ベンチマーク ⇒ 高配当米国株モーニングスター配当フォーカス指数
高配当米国株モーニングスター配当フォーカス指数とは・・・
米国株式市場の中で、財務の健全性が高く、かつ持続的に平均以上の配当を支払うことができると認められた「利回り上位75社の銘柄」で構成された指数。
※時価総額加重平均
- 構成銘柄数 ⇒ 75銘柄
- コアセクター ⇒ HDVはVYM、SPYDに比べて金融セクター比率が低く、逆にエネルギー、ヘルスケア、通信、生活必需品などのディフェンシブ比率が高くなっているのが特徴です。
- 分配金利回り ⇒ 3.28%とVYM、SPYDの中では2番目に高い利回り。
人気の米国高配当株ETF:VYMの特徴
- ベンチマーク ⇒ FTSEハイデ ィビデンド・イールド指数
FTSEハイデ ィビデンド・イールド指数とは・・・
米国株式市場における高配当利回りの銘柄を対象とし、REITを除く銘柄で構成される時価総額加重平均型の株価指数
※時価総額加重平均
- 構成銘柄数 ⇒ 395銘柄とHDV、SPYDの中では最多。
- コアセクター ⇒ 景気敏感セクターの金融比率が一番高いですが、ヘルスケア、生活必需品、公益、通信などのディフェンシブセクターでバランスをとっています。またHDV、SPYDには含まれないIT・テクノロジーセクターも含みます。
- 分配金利回り ⇒ 2.70%
人気の米国高配当株ETF:SPYDの特徴
- ベンチマーク ⇒ S&P500高配当指数
S&P500高配当指数とは・・・
S&P500指数を構成する銘柄のうち、配当利回りの上位80銘柄のパフォーマンスに連動する指数
※均等加重平均
- 構成銘柄数 ⇒ 80銘柄
- コアセクター ⇒ SPYDは景気敏感セクターの金融比率が一番高く、2番目に不動産と若干攻めています。
- 分配金利回り ⇒ 3.93%とHDV、VYMの中では1番高いです。
米国高配当株ETF(HDV・VYM・SPYD)で高配当株投資をする目的
ETFを活用して高配当株投資をする場合、前提としてその投資目的を整理しておくといいですよ!
結論、米国高配当株ETF(HDV・VYM・SPYD)に投資する理由は、
インカムゲイン(配当で得られる利益)を主目的としながら、長期で投資した際のキャピタルゲイン(株価の値上がり益)も期待。
(※インデックス投資(S&P500やオールカントリーへの投資)に比べるとキャピタルゲインは低いことを理解の上で)
こちらがほとんどの方が高配当ETFへ投資する目的になるかと思います。
米国高配当株ETFの一番のメリットである”分散投資”と”定期的なリバランス”は下落リスクを抑えつつ、長期的な株価の値上がりを期待して実施されるものです。
であるとすれば、高配当株ETFの買い時は基本的にはインデックス投資同様、”買い時は常に今”になりますが、
高配当株投資では配当利回りとキャピタルゲインを少しでも高めるため、少しでも安い価格で購入する工夫が必要になります。
米国高配当株ETF(HDV・VYM・SPYD)のオススメの買い方
- スポット購入
- 定期積立
- 定期積立&スポット購入
以上の3通りの買い方がありますが、
米国高配当株ETFを購入する場合、一番オススメの買い方は”定期積立&スポット購入”です。
2番目にオススメの買い方は定期積立です。
※個別株の場合、スポット購入が一番いい買い方です。
特にSPYDのような均等加重平均を採用している指数に連動しているETFに比較して、
VYMやHDVのような連動する指数が時価総額加重平均の場合は、良くも悪くも時価総額が大きい銘柄の株価に引っ張られるのでキャピタルゲインが狙いやすいです。
指数連動のETFは決算時に減配などのバッドニュースが公表された場合を除いて、下落のタイミングが決算やニュースでは判断しにくいです。
なので、タイミングを待ってスポット購入のみを狙い続けても、買い逃し続けるなんてこともあり得ます。
『定期積立&スポット購入』が一番のオススメ
最終的に一番儲けの多い買い方は、『スポット買い』です。
ただし底値の予測をあてて、底値で買わないと『スポット買い』の儲けは最大化できません。
そもそも底値をあてることなんて誰にもできませんので、結局のところ底値での『スポット買い』は綺麗に上手くいきません。
また下落、暴落は多頻度で起こることではないため、底値を待ち続けて値上がりが続き、買い場を逃してしまうこともあります。
なので、高配当株ETFの買い方は『定期積立&スポット購入』が一番オススメです。
『定期積立&スポット購入』
- 『定期積立』の設定をして、毎月定額または定数の株数を購入する。
- 下落・暴落時には積立額に加えて『スポット買い』をする。
この2つの買付方法を組み合わせることで、買い場を逃すこともなく、安値での買いを逃すことも無くなります。
『定期積立&スポット購入』をしていく上で気を付けることが1つだけあります。
『スポット購入』の際の余剰資金を用意しておくことです。
米国高配当株ETF(HDV・VYM・SPYD)の定期積立はアリ?ナシ?
VYMやHDVは時価総額加重平均を採用している指数に連動しています。
良くも悪くも時価総額が大きい銘柄の株価に引っ張られるので、キャピタルゲインも狙いやすいため定期積立はアリです。
特にVYMは構成銘柄数も約400銘柄とリスク分散もされつつ、ディフェンシブセクターの比率も高いため、定期積立と相性がいいです。
本来、米国高配当株投資は下落時の精神安定剤のような役割もあります。
その点、VYMやHDVはディフェンシブに働きやすいので下落時もまだ安心して積立投資できる可能性が高いです。
逆にSPYDの定期積立はVYM、HDVに比べて恩恵を受けにくいです。
SPYDは均等加重平均を採用しているため、時価総額の小さい銘柄の下落に指数全体が引っ張られてしまうこともあり得ます。
また、上位セクター(金融、不動産)が不況時に弱いため、株価下落時の減配につながる可能性が高く、更なる下落を招き、長期に渡って不人気化することだってあり得ます。
SPYDの買付は高配当個別株のような下落・暴落時の『スポット買い』がおススメです。
米国高配当株ETF(HDV・VYM・SPYD)の買い時・購入タイミング
下落時の買い時基準
- 高値からの下落割合で判断する。
- 配当利回りで判断する。
- VIX指数で判断する。
大暴落であれば買い増しの判断がしやすいのですが、
下落時の買い判断は中々踏み切れないこともありますので、基準を決めておくといいです。
僕は上の3つを確認して買い増し判断をしています。
高配当株ETFの一番オススメ買い方は『定期積立&スポット購入』です。
『定期積立』は基本的に買い時は”常に今”という考えのもとの買付ですが、
難しいのは『スポット買い』の買い時・購入タイミングです。
買い時基準①【下落・暴落時】:高値からの下落割合で判断する。
下落・暴落の数値基準はありませんが、直近の高値から大体20%以上の下落であれば暴落とカウントされます。
勿論、20%以上の暴落時に強く買い増しすることは理想ですが、
歴史を振り返ってみても20%以上の暴落は多くなく、8~10年に一度程度しかありません。
暴落が来ないような平常時は、
- 『〇%以上の下落であれば買い増しする。』
などの基準を自分の投資の中に設定できるといいです。
また、下落時には待機資金を一括で投入することはオススメしません。
オススメは、
(待機資金30万円の場合)
- 5%下落時に10万円買い増し
- 10%下落時に更に10万円買い増し
- 15%下落時に更に10万円買い増し
のように、段階的に資金を投入することで、より深い位置で買い増しをすることができます。
買い時基準②【下落・暴落時】:配当利回りで判断する。
株価の下落で高配当株の配当利回りは上昇するので、
- 『〇%以上の利回りになったら買い増しする。』
など自分の投資ルールの中に設定できるといいです。
こちらは、買い時基準①の”高値からの下落割合で判断する。”にほぼ同義ですが、
下落率を計算するよりも、直感的に分かりやすい指標になります。
是非、①と組み合わせて見てみてください!
買い時基準③【下落・暴落時】:VIX指数で判断する。
VIX指数とは
VIX指数とは・・・
Volatility Index(ボラティリティー インデックス)の略で、日本語では恐怖指数と呼ばれます。投資家の恐怖心理を示す指標で、株式市場の温度感を測るのによく使われます。
※値が10~20で平常、20以上で危険(パニック状態)を表します。
例)コロナショック時の最高値は84。2024年8月の下落では24の値を示しています。
こちらはVIX指数(一番下のグラフ)とVYM、HDV、SPYDの株価の動きを重ねたグラフです。
VIX指数の上昇と高配当株ETFの株価下落がおおむね相関関係にあることが分かります。
- 『VIX指数が〇以上であれば買い増しする』
などのルールを設けることをオススメします。
米国高配当ETF投資におすすめな証券口座(楽天証券、SBI証券、マネックス証券)
個人的に最もおすすめの証券口座は、1番目に楽天証券です。2番目にSBI証券、3番目にマネックス証券です。
この3社であれば、VYM、HDV、SPYDを取り扱っているので安心です。
勿論、ETFの積立設定も可能です!!
僕は楽天証券をメインに使っています!
楽天証券をメインで使っている一番の理由は手数料が格安なので、無駄にお金を使用せずに済むからです。(手数料ではSBI証券も同じくらい格安)
また個人的に重要だと思うのは、サイトや口座開設の画面の見やすさです。
設定や操作が難しいと、いちいち調べたりと煩わしいですよね?そういう手間が楽天証券であれば圧倒的に少ないです。
言わずもがなですが、皆さんご存じの楽天ポイントが『本当にいいの?』と思うくらいざくざくもらえます!
米国高配当ETFへの投資におすすめのネット証券
僕は楽天証券、SBI証券、マネックス証券全ての口座を使っていますが、個人的に楽天証券が一番使いやすいのでメインで使っています!
迷うようであれば、楽天証券にしておけば間違いはありませんよ!
まとめ
銘柄 | HDV | VYM | SPYD |
運用会社 | Black Rock | Vanguard | State Street |
ベンチマーク | 高配当米国株モーニングスター配当フォーカス指数 | FTSEハイデ ィビデンド・イールド指数 | S&P500高配当指数 |
構成銘柄数 | 75銘柄 | 395銘柄 | 80銘柄 |
コアセクター | エネルギー/ヘルスケア/通信 | ヘルスケア/金融/消費財 | 不動産/金融 |
ETF純資産 | 約111億USドル | 約589億USドル | 約67億USドル |
リバランス | 年4回 | 年1回 | 年2回 |
配当時期 | 3月/6月/9月/12月 | 3月/6月/9月/12月 | 3月/6月/9月/12月 |
分配金利回り | 3.28% | 2.70% | 3.93% |
経費率 | 0.08% | 0.06% | 0.07% |
設定日 | 2011/3/31 | 2006/11/16 | 2015/10/22 |
高配当株ETFの買い方は『定期積立&スポット購入』が一番オススメです。
『定期積立&スポット購入』
- 『定期積立』の設定をして、毎月定額または定数の株数を購入する。
- 下落・暴落時には積立額に加えて『スポット買い』をする。
この2つの買付方法を組み合わせることで、買い場を逃すこともなく、安値での買いを逃すことも無くなります。
HDVやVYMは良くも悪くも時価総額が大きい銘柄の株価に引っ張られるので、キャピタルゲインも狙いやすいため定期積立はアリです。
特にVYMは構成銘柄数も約400銘柄とリスク分散もされつつ、ディフェンシブセクターの比率も高いため、定期積立と相性がいいです。
下落時の買い時基準
- 高値からの下落割合で判断する。
- 配当利回りで判断する。
- VIX指数で判断する。
VIX指数とは
VIX指数とは・・・
Volatility Index(ボラティリティー インデックス)の略で、日本語では恐怖指数と呼ばれます。投資家の恐怖心理を示す指標で、株式市場の温度感を測るのによく使われます。
値が10~20で平常、20以上で危険(パニック状態)を表します。
例)コロナショック時の最高値は84。2024年8月の下落では24の値を示しています。
- 『〇%以上の下落であれば買い増しする。』
- 『〇%以上の利回りになったら買い増しする。』
- 『VIX指数が〇以上であれば買い増しする』
このような基準を作っておくと、機械的に買い増しできますよ~!
個人的に最もおすすめの証券口座は、1番目に楽天証券です。2番目にSBI証券、3番目にマネックス証券です。
僕は楽天証券をメインに使っています!
楽天証券をメインで使っている一番の理由は手数料が格安なので、無駄にお金を使用せずに済むからです。(手数料ではSBI証券も同じくらい格安)
また個人的に重要だと思うのは、サイトや口座開設の画面の見やすさです。
設定や操作が難しいと、いちいち調べたりと煩わしいですよね?そういう手間が楽天証券であれば圧倒的に少ないです。
言わずもがなですが、皆さんご存じの楽天ポイントが『本当にいいの?』と思うくらいざくざくもらえます!
米国高配当ETFへの投資におすすめのネット証券
僕は楽天証券、SBI証券、マネックス証券全ての口座を使っていますが、個人的に楽天証券が一番使いやすいのでメインで使っています!
迷うようであれば、楽天証券にしておけば間違いはありませんよ!