こんにちは、サカです。
初心者でもカンタンに挑戦できる米国高配当株投資ってあるのかな?
そんな疑問にお答えします!
本記事の内容
・米国高配当株投資を始めるカンタンな投資法
・米国高配当ETFのメリット・デメリット
・人気の米国高配当ETFのHDV・SPYD・VYMの比較
サカの投資歴・運用実績
- 2021年に初期投資額300万円で投資を開始。
- 1年目で1000万円達成。
- 2年目1500万円達成。
- 3年目2200万円達成。
- 24年11月資産3,300万円。
- 米国高配当個別株(75%)、投資信託(20%)、仮想通貨・金(5%以下)に投資。
- 2024年11月時点 配当金累計 481,505円(1月あたり43,773円)
僕は2021年に米国株で高配当株投資を個別株で始めました。
資産が増えたのは運が良かっただけだと思っていて、実際に個別株の選び方は、
というような、かなり適当でした。。。ごめんなさい。。笑
一番手間取ったのは企業ごとに決算数値の分析をし、財務状況の確認をすることが初心者の僕には難しかったです。。
後で知ったのですが、米国株には高配当株ETFなるものがあるということ。
当時の僕が皆様のように勉強熱心であれば、間違いなくETFで米国高配当株投資を始めていたと思います!
米国高配当株ETFとは?
米国高配当株ETFとは・・・選りすぐりの米国高配当株の詰め合わせパックのこと。手間なく分散投資ができ、格安の手数料でリアルタイムで取引ができる。
ETFとは・・・上場投資信託のこと。投資信託と同様に手間なく分散投資ができる。投資信託とは違い、リアルタイムで取引ができ、手数料が格安。
ETFであれば個別で企業分析や財務状況の確認をしなくても良いですし、自動で分散投資もできるので、
というような方でも気軽に米国株で高配当株投資を始めることができます。
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【米国高配当株ETF】HDV・SPYD・VYMの買い時は?購入タイミングの見つけ方。
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米国高配当株投資をETFで始めるのにオススメの証券口座はこちらです〜!⇊
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おすすめ米国高配当株ETFは??人気の米国高配当株ETF(HDV・SPYD・VYM)を徹底比較!
おすすめ米国高配当株ETF
- VYM:バンガード・米国高配当株式ETF
- HDV:iシェアーズ コア米国高配当株 ETF
- SPYD:SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF
オススメはこちらの3銘柄で、米国高配当株ETFの中で大人気のTOP3です!
それぞれ投資先のセクター比率が異なるため、景気好調、景気後退時で値動きに違いがあります。
人気の米国高配当株ETF:HDVの特徴
HDVはアメリカを代表する資産運用会社ブラックロック社が運用する米国高配当株ETFです。
HDVの配当金利回りは3.28%と、オススメ3銘柄の中では2番目に高いです。
HDVはVYM、SPYDに比べて金融セクター比率が低く、逆にエネルギー、ヘルスケア、通信、生活必需品などのディフェンシブ比率が高くなっているのが特徴です。
リバランス(銘柄の入れ替え)頻度も年4回と多く、不調銘柄をすばやく取り除いてくれます。
人気の米国高配当株ETF:VYMの特徴
VYMはアメリカを代表する資産運用会社のヴァンガード社が運用する米国高配当株ETFです。
VYMの配当金利回りは2.70%と、オススメ3銘柄の中では3番目です。
景気敏感セクターの金融比率が一番高いですが、ヘルスケア、生活必需品、公益、通信などのディフェンシブセクターでバランスをとっています。
またHDV、SPYDには含まれないIT・テクノロジーセクターも含みます。
このバランス性の高さと、400銘柄への分散のおかげで、コロナショック時の落ち込みも回復も早かったです。
人気の米国高配当株ETF:SPYDの特徴
VYMはアメリカを代表する資産運用会社のヴァンガード社が運用する米国高配当株ETFです。
SPYDの配当金利回りは3.93%と、オススメ3銘柄の中では1番高いです。
不動産セクターは株式とは違う動きをするのでより分散の効いたポートフォリオになりますが、不況時に弱い特徴があります。
SPYDは景気敏感セクターの金融比率が一番高く、2番目に不動産と若干攻めています。
HDV、VYM、SPYDを横並びで比較
念のためですが、経費率はどれも低いので気にする必要はなしです。
銘柄 | HDV | VYM | SPYD |
運用会社 | Black Rock | Vanguard | State Street |
ベンチマーク | 高配当米国株モーニングスター配当フォーカス指数 | FTSEハイデ ィビデンド・イールド指数 | S&P500高配当指数 |
構成銘柄数 | 75銘柄 | 395銘柄 | 80銘柄 |
コアセクター | エネルギー/ヘルスケア/通信 | ヘルスケア/金融/消費財 | 不動産/金融 |
ETF純資産 | 約111億USドル | 約589億USドル | 約67億USドル |
リバランス | 年4回 | 年1回 | 年2回 |
配当時期 | 3月/6月/9月/12月 | 3月/6月/9月/12月 | 3月/6月/9月/12月 |
分配金利回り | 3.28% | 2.70% | 3.93% |
経費率 | 0.08% | 0.06% | 0.07% |
設定日 | 2011/3/31 | 2006/11/16 | 2015/10/22 |
2015年~2024年のチャート比較では、VYM>HDV>SPYDの順でリターンが良いです!
2020年コロナショック時は景気敏感セクターが大部分を占めるSPYDが一番下落し、回復まで時間を要しています。
VYMは景気敏感セクターの金融が1番比率を占めていますが、400銘柄の分散投資を活かしコロナショック時の下落は小さいです。
HDVは素早いリバランスを活かし、コロナショックからの立ち直りはVYM同様に早いですが、ITセクターを含んでいないため2021年以降のITブームには乗れていません。
勿論どれも良い高配当株ETFですが、3銘柄単体で比較するとVYM>HDV>SPYDの順でオススメです。
もちろん、自分のポートフォリオとの組み合わせにもよるかと思いますが、
迷うようであれば、一番分散が効いて一番リターンの良いVYMで間違いなしです~!
高配当株投資におすすめのネット証券
僕は楽天証券、SBI証券、マネックス証券全ての口座を使っていますが、個人的に楽天証券が一番使いやすいのでメインで使っています!
米国高配当株ETFのメリット・デメリットは??
米国高配当株ETFで投資をするメリット
- 年4回の完全な不労所得を得られる。
- 自動で分散投資ができて、ポートフォリオのメンテナンスが不要。
- 手数料が格安。
- 減配リスクの可能性が低い。
米国高配当株ETFで投資をするデメリット
- インデックス投資にリターンが劣る。
- 不要な銘柄にも投資してしまう。
- 投資額が大きくなるまで、メリットを感じにくい。
- 米国と日本で二重課税がかかる。
全ての投資に言えますが、米国高配当株ETFにもメリットとデメリットがあります。
米国高配当株ETFのメリット①:年4回の完全な不労所得が得られる。
銘柄 | HDV | VYM | SPYD |
構成銘柄数 | 75銘柄 | 395銘柄 | 80銘柄 |
配当金利回り | 3.28% | 2.70% | 3.93% |
VYM、HDV、SPYDは全て3月/6月/9月/12月に配当金の支払いがあります。
しかも高配当株ETFなだけあって、その配当額は他投資信託やETFに比べて大きいです。
例えば、皆様ご存じのS&P500に連動するETFのVTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)も配当金を出していますが、配当金利回りは1.25%です。
VYM、HDV、SPYDは大体3.0%以上の配当利回りなので、比較するとやはり高配当ですね。
米国高配当株ETFのメリット②:自動で分散投資ができて、ポートフォリオのメンテナンスが不要。
銘柄 | HDV | VYM | SPYD |
運用会社 | Black Rock | Vanguard | State Street |
リバランス | 年4回 | 年1回 | 年2回 |
VYMは約400社、HDV、SPYDは約80社に分散投資しています。
一般に投資先は15以上に分かれていれば、分散がよく効いている状態であるといえますので、3銘柄とも集中リスクがかなり抑えられていると言えます。
かつETFへ投資している場合、プロのファンドマネージャーが投資先の好不調を判断して定期的に銘柄を入れ替えてくれます。
実は分散投資、ポートフォリオのリバランス(銘柄入れ替えのこと)は自分でやるとかなり大変です。
セクター、個別銘柄の比率に注意しながら、どこかのセクターや銘柄に集中しないように投資額を決め、全ての銘柄の決算を確認して定期的に売却、新たにポートフォリオに採用をする。
難易度が高すぎますし、専業でない限り時間が足りません。
ETFだとその手間がゼロです。
米国高配当株ETFのメリット③:手数料が格安。
日本高配当株ETFに比べて、米国高配当株ETFの手数料はどれも圧倒的に格安です。
銘柄 | HDV | VYM | SPYD |
手数料 | 0.08% | 0.06% | 0.07% |
しかも、日本ではインデックス連動の投資信託・ETFの手数料は安いのですが、それ以外は高いです。
日本高配当株の詰め合わせパックのETFもありますが、その手数料はどれも高いですね。。
0.3%などと一見低く見える手数料にも複利効果がありますので、手数料とはいえ注意が必要で、0.1%以下だと安いと言えます。
例えば、日本高配当株で代表的なETFだと・・・
- NF・日経高配当50 ETF(1489) ⇒ 手数料0.3%
- NF・日本株高配当70 ETF(1577) ⇒ 手数料0.35%
- iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF(1478) ⇒ 手数料0.2%
米国高配当株ETFのメリット④:減配リスクの可能性が低い。
アメリカの投資家は減配、無配した企業に対して経営力が無いことの表れとして厳しく評価します。
そのため、米国の企業は強い経営力を示すために連続増配を意識し、継続できるように経営努力をするのです。
反面、日本企業はそういった意識は低いです。
株主の影響力は小さく、企業も自身を最優先に考えるので無配、減配を実施するハードルは低いです。
なので、米国高配当株投資の無配、減配リスクは勿論あり得ますが、その可能性は他国に比べると低いと言えます。
米国高配当株ETFのデメリット①:インデックス投資にリターンが劣る。
残念ながら米国高配当株ETF1本では、どう頑張ってもインデックスのトータルリターンに勝てません。。
その要因は、成長企業(今でいう、アップルやエヌヴィディア)は低配当、無配のどちらかなので高配当ETFには含まれておらず、成長力の乏しい高配当企業は、成長企業の株価上昇には及ばないからです。
ただ、米国高配当株に投資する目的は配当金を得るためなので、長期での資産形成を目的としたインデックス投資の目的とは若干異なります。
なので配当金を得たいのであれば、米国高配当株ETFの1本にポートフォリオを絞るのではなく、成長株にも投資できるようにS&P500やオルカンなどへのインデックス投資と組み合わせての運用をオススメします!!
比率は個人それぞれですが、僕はより配当金重視のポートフォリオを組んでいますよ〜(高配当株75〜80%,インデックス20〜25%)
米国高配当株ETFのデメリット②:不要な銘柄にも投資してしまう。
分散投資はメリットでもあるのですが、デメリットにもなり得ます。。
自分が不要と思えるような投資先にも投資してしまうからです。
その点、個別株だと必要と考える株のみでポートフォリオを作ることができます。
『自分の知らない銘柄を含めて分散投資ができている!』というメリットにも考えられますね。
米国高配当株ETFのデメリット③:投資額が大きくなるまで、メリットを感じにくい。
高配当株投資にいえるデメリットですが、投資額が大きくないとメリットを感じにくいです。
例えば、
配当利回り3%の高配当株に10万円投資した場合 ⇒ 年間配当金 3,000円(ここから税金約20%引かれます。)
配当利回り3%の高配当株に1,000万円投資した場合 ⇒ 年間配当金 300,000円(ここから税金約20%引かれます。)
多いと見るか少ないと見るかはそれぞれですが、配当金の規模感は事前に知っておくことをお勧めします!
米国高配当株ETFのデメリット④:米国と日本で二重課税がかかる。
米国株のデメリットとして二重課税があり、配当金も課税の対象です。
日本株は日本でのみの課税なのに対し、米国株はアメリカと日本のそれぞれで税金がかかり、
その内訳はアメリカで10%、その後日本で20%の税金が発生し、合わせて約28%の課税があります。
確定申告をすれば一部を取り戻すことができますが、手間がかかるのと、それでもやはり税金面では日本株に比較して劣ります。
僕は個人的に、減配リスクが低いこと、米国企業は日本企業に比べて資産を蓄えている世界的な企業が多いため経営難にも陥りにくいことに強くメリットを感じているので、米国株で高配当株投資をすると決めました。
そのおかげかポートフォリオに減配、無配に転落した企業はまだありません。
米国高配当ETF投資におすすめな証券口座(楽天証券、SBI証券、マネックス証券)
個人的に最もおすすめの証券口座は、楽天証券です。2番目にSBI証券、3番目にマネックス証券です。
僕は楽天証券をメインに使っています!
楽天証券をメインで使っている一番の理由は手数料が格安なので、無駄にお金を使用せずに済むからです。(SBI証券も手数料は同じくらい格安)
また個人的に重要だと思うのは、サイトや口座開設の画面の見やすさです。
設定や操作が難しいと、いちいち調べたりと煩わしいですよね?そういう手間が楽天証券であれば圧倒的に少ないです。
言わずもがなですが、皆さんご存じの楽天ポイントが『本当にいいの?』と思うくらいざくざくもらえます!
高配当株投資におすすめのネット証券
僕は楽天証券、SBI証券、マネックス証券全ての口座を使っていますが、個人的に楽天証券が一番使いやすいのでメインで使っています!
迷うようであれば、楽天証券にしておけば間違いはありませんよ!
まとめ
おすすめ米国高配当株ETF
- VYM:バンガード・米国高配当株式ETF
- HDV:iシェアーズ コア米国高配当株 ETF
- SPYD:SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF
銘柄 | HDV | VYM | SPYD |
運用会社 | Black Rock | Vanguard | State Street |
ベンチマーク | 高配当米国株モーニングスター配当フォーカス指数 | FTSEハイデ ィビデンド・イールド指数 | S&P500高配当上位80銘柄均等] |
構成銘柄数 | 75銘柄 | 395銘柄 | 80銘柄 |
コアセクター | エネルギー/ヘルスケア/通信 | ヘルスケア/金融/消費財 | 不動産/金融 |
ETF純資産 | 約111億USドル | 約589億USドル | 約67億USドル |
リバランス | 年4回 | 年1回 | 年2回 |
配当時期 | 3月/6月/9月/12月 | 3月/6月/9月/12月 | 3月/6月/9月/12月 |
分配金利回り | 3.28% | 2.70% | 3.93% |
経費率 | 0.08% | 0.06% | 0.07% |
設定日 | 2011/3/31 | 2006/11/16 | 2015/10/22 |
コロナショック後のリターンは、VYM>HDV>SPYDの順で良いです。分散と、ITセクターが含まれているのが大きいですね。
米国高配当株ETFで投資をするメリット
- 年4回の完全な不労所得を得られる。
- 自動で分散投資ができて、ポートフォリオのメンテナンスが不要。
- 手数料が格安。
- 減配リスクの可能性が低い。
米国高配当株ETFで投資をするデメリット
- インデックス投資にリターンが劣る。
- 不要な銘柄にも投資してしまう。
- 投資額が大きくなるまで、メリットを感じにくい。
- 米国と日本で二重課税がかかる。
こちらの証券口座であれば、取引で苦労することは皆無です。⇊
高配当株投資におすすめのネット証券
僕は楽天証券、SBI証券、マネックス証券全ての口座を使っていますが、個人的に楽天証券が一番使いやすいのでメインで使っています!
迷うようであれば、楽天証券にしておけば間違いはありませんよ!