こんにちは、saka(サカ)です。
資産運用の序盤に誰しもが目標に据える1,000万円という高い壁。
今回は、1,000万円到達するための方法、目的、具体例を体験を元に記事にしています。
この記事を読めば、投資を始めてない方、始めたばかりの方が1,000万円到達するための投資基礎がわかります。
本記事のテーマ
- 【方法論】1,000万円到達するための方法。
- 【理由】1,000万円を目指す理由。
- 【体験談】1年で300万円→1000万円到達した私の具体的な投資
本記事の信頼性【サカの実績】
- 1年間の米国高配当株投資で300万円を1,200万円に増やしました。
- 米国高配当個別株、仮想通貨、コモディティ、投資信託に分散投資。
- 投資歴2年目の現在、年間配当金約20万円。
投資初心者の私でも1年で成果を出すことができたので、センスのある方、ご属性の有利な方はより早くより大きい成果を出せます。
投資で総資産1,000万円達成するための方法。【3つの習慣】
- 収益の最大化【努力】
- 支出の最適化【調整】
- 運用利回りの最大化【設定】
資産運用をしていく上で、自身の現状の資産額を確認して、
500万円、次は1,000万円・・・と段階に応じて目標額を考えると思います。
"1,000万円の壁"と呼ばれるくらい、1,000万円という資産額は多くの個人投資家が一番最初に据える大きな目標です。
”壁”と言われるくらいですから、到達難易度も高く、長い時間を有する苦行を思い浮かべる方もいるかも知れません。
私も投資始めたての総資産300万円の頃、見上げていたこの”壁”は限りなく高く、自分に到達できるものか不安を感じていました。
ですが、以下に述べる3つの習慣を連動させて実践することで、結果的に"1,000万円の壁"は1年という短い期間で意外と簡単にあっさり超えられました。
また、1,000万円以上の大きな資産を築く上でも非常に重要な習慣です。”お金持ち”と呼ばれるような方々が深く理解し実践している習慣でもあります。1,000万円を築くまでの間にしっかり身につけておきましょう。必ず、先の人生に役に立っていきます。
それぞれ解説していきます。
①収益の最大化【努力】
収益を最大化するための方法【努力の話】
- 本業で努力して評価を上げて、年収を上げる。
- 転職をして、年収を上げる。
- 副業で努力して、年収を上げる。
※もしご結婚されているようであれば、夫婦で取り組むようにすれば資産の伸びは倍速、それ以上になりますね。
ほとんどの個人投資家は、サラリーマンとして働く傍ら資産運用をしています。かくいう私もそうです。
投資のリターンというのは%なので、同じ投資先でも、元手になっている金額によって投資のスケールが変わっていきます。
元手になっている金額が大きければ大きいほどに、目標到達するまでの期間を短くできるということです。
年収が高くないと達成不可能、と勘違いして、諦めてはいけません。
下に解説する②、③の行程を組み合わせての達成ですから、年収が飛び抜けて高くないと投資はできないなんてことは一切ありません。
貰えるものは貰っておいた方が良いのは当たり前で、月に一度受け取る給与だって高いに越した事はありません。
資産形成は継続性が一番といっても良いほどに重要です。強いストレスを生むような努力は継続に繋がりませんから、ご自身で見込みがありそうな努力から少しづつ、ゆっくりと実践してみれば良いのです。
②支出の最適化【調整】
支出を最適化するための方法【調整の話】
- 何に、どのくらい支出があるのか管理して、可視化する。(家計簿をつける。)
- 何にお金をかけ、何にお金をかけないのか決める。(実践してから微調整。)
- 贅沢をしても幸せの度合いに変化が無いことに気づく。(価値観の調整)
※もしご結婚されているようであれば、夫婦で取り組むようにすれば資産の伸びは倍速、それ以上になりますね。
皆様はご自身の月の支出を細かくご把握されていますか?
家賃、食費、光熱費、美容、娯楽、医療など、どの項目にどのくらいの金額を使っているのか。
支出の最適化は、自身が人生の中で、「どんなことを大切にしているのか?」を知るということにイコールです。
自分が生活の中で、お金を支払ってでも得たい幸せは何かを知る。
その大切なことにはお金をかけて、そうでないものは、とことんお金を支払わない。
そういう生活をしてみて、自分の感じる幸せに変化はあるかどうかを試すのです。もし変化があるのであれば、調整をかけます。
見栄を張って、ブランド物、高級車を買っても、そこから得られる幸せは長く続かないかも知れません。どこかで虚しさを感じる瞬間があるかも知れません。自分が何に、どんな時間にならお金をかけたいのか深く考える必要がありますね。
人生は長いようで短いのかも知れません。唯一、時間はお金では買えませんので、人生の早いタイミングで自分の価値観を知るということに大きな価値がありますね。
③運用利回りの最大化【設定】
運用利回りの最大化の方法【設定の話】
- どの投資商品を、ポートフォリオのどのくらいの割合で保有するか決める。(初心者は以下に紹介する3つの投資先から選べば問題なし。)
- どんな定期で、どのくらいの金額を積立で買付するか決めて、実行。(証券会社で定期買付の設定をして放置する。)
※もしご結婚されているようであれば、夫婦で取り組むようにすれば資産の伸びは倍速、それ以上になりますね。
利回りを考える前に、運用額について考えないといけません。
運用額は、収入から支出を差し引いて残った額を最大値としながら、その何割を運用資金に向けるかは個人のリスクに対する考え方や、資産形成の目的によって異なります。
老後のみの資産形成を考えるのであれば、小さい割合で済みます。残った分は今を楽しむ為に使うのも良いでしょう。
FIRE(早期リタイア)を考えているようであれば高い割合、もしかすると最大金額を運用に向けることになります。フルインベストメントですね。
運用利回りの最大化を狙い、投資先を考えるわけですが、ごまんとある投資先から、独学、独力で最適解を選び出すことは非常に難しいです。
事実そんな面倒は全くありません。
投資の世界には既に下記のような投資先の答えは用意されていますから、真似して運用していけば問題なく、1,000万円を達成することができます。
最強の投資先最適解ビッグスリー
- 全世界株式 ➡︎ eMAXIS 全世界株式インデックス、バンガード・トータル・ワールドストック(VT)など
- 全米株式 ➡︎ 楽天・全米株式インデックス・ファンド、バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)など
- S&P500 ➡︎ eMAXIS Slim米国株式(S&P500)、バンガード・S&P500 ETF(VOO)など
※全ての個人投資家がポートフォリオに組み込んでいるといっても過言では無い。バランスの取れた推奨投資商品です。
長年の過去データでは、これらの投資商品の運用利回り成績は、プロの個人投資家のポートフォリオ、市場平均を上回っています。
初心者や、投資に興味のない資産形成目的の方にとっては、もってこいの商品と言えます。
プロの投資家や、投資が好きで自身でポートフォリオを組んで運用利回りの最大化狙いたい方は、長年の過去のデータを参考にして投資先を選び、許容できる範囲でリスク商品をポートフォリオに組み込み、運用利回りを最大化を狙います。
早期にお金持ちを達成したくてリスクを大きく取ってしまうのも、安心安全に気をつけすぎてリターンが低すぎる商品を保有するのもどちらもお勧めはしません。なので、リターンもリスクもバランスの取れた上記のような、投資信託やETFが投資初心者には強くお勧めです。(投資信託、ETFとは、プロが厳選した投資先の詰め合わせパックのようなものです。)
資産1,000万円を目指す理由。【メリット】
- 資産拡大のスケールメリットを得られる。
- 1,000万円を達成するまでの過程で、マネーリテラシーを得られる。
- 人生、投資の選択肢が増える。
”資産1,000万円の壁”を超えたときの達成感は何にも変えがたいものがありました。
第一関門突破という感覚でしょうか。妻と一緒にささやかに喜びました。
1,000万円を得られた、という喜びも勿論ありましたが、それ以上に少しずつではありますが、日常の景色に変化を感じました。
ハイリスク投資やギャンブルなどではなく、健全な投資で資産1,000万円を達成した方であれば、それまでの道のりの中で沢山のことを学び、経験しているはずです。
それらの学び、経験があれば、次の目標、その先にある幸せな人生も加速度的に実現できるはずです。
金額自体も複利で増えていきますが、人生の豊かさ(学びや経験を活かした生き方)にもまた複利的に増大していきます。
それぞれ解説していきます。
①資産拡大のスケールメリットを感じられる。
資産の変動が大きくなる。
資産1,000万円を超えたあたりから、1日の資産の変動がサラリーマンの一月の給与程度になることも、ちらほら。
昨日に比べて、+20万円から30万円になることも十分あり得ます。
1,000万円以下で投資をしていたときに体験できない値動きになり、スケールメリット(規模のメリット)を感じられるようになります。
同じ商品への投資でも、100万円と1,000万円の投資で得られる利益は10倍の違いがあり、そこに複利の効果がかけ合わさって資産は加速度的に増えていきます。
吹き出しー私も300万円で運用を始めた当初、複利効果はほぼ感じませんでした。500万円、800万円と資産が大きくなるにつれて複利効果の実感を得られるようになりました。
もしかすると初心者の方にとって、この値動きの上下動に対して不安、恐怖を感じるかも知れません。
が、この話は以下の②に繋がっています。
私たちはギャンブラーではなく、投資家です。この値動きを許容できるポートフォリオを構成しているので、恐怖や不安に支配されることはありません。
それは資産1,000万円を達成するまでの間に確実に身につくスキルです。
②1,000万円を達成するまでの過程で、マネーリテラシーを得られる。
収入、支出、投資、税金、保険などの勉強が1,000万円を生んでいる。
単に、投資のみを勉強していても、大きな成果を生んでくれません。
- 自身の収入、支出を見つめ直し、相応の生活スタイルを研究。(幸せを感じるラインを追求する。など)
- 節税、納税によるメリットを勉強。(ふるさと納税をしてみる。など)
- お金、時間を無駄にするような投資商品をポートフォリオに保有していないか確認。(保険の見直しをする。など)
これらは投資に対して興味があれば。どこかで出会うインプットです。が、そうでなければ出会うのに時間がかかります。
今後の人生で実利的に活き続けるスキルとも言えます。
今より後の、無駄のないお金の使い方、節税による投資金額の底上げ、ポートフォリオの再構築(資産の棚卸)により磨きをかけていくことでしょう。
逆にいうと、これらを少しも身につけずして、早期に資産1,000万円の到達は難しいかも知れませんね。
③人生、投資の選択肢が増える。
思いがけない不意の出来事に対応できる。自由を得る。リスク資産に挑戦できる。
人生山あり谷ありです。災害と一緒で、予測することなんか誰にもできません。
私もサラリーマン人生の中、不意打ちに合い暗い気持ちで過ごした期間がありました。
突然の病気になって長い期間働けなくなる可能性だってあります。会社員であれば、ハラスメント行為の横行から、心を病んでしまう方もいます。
勤めている企業が突然倒産し、転職までの期間は無収入なんてこともあり得ます。
とても悲しいことですが、
1,000万円の資産があれば、ある程度余裕を持って対応できるかと思います。”備えあれば憂なし”です。
人生の道半ば、新しいことに挑戦を考える方もいるでしょう。素晴らしいことです。
毎朝、同じ時間の電車に乗って、同じ時間に出社し、しゃかりきになって残業後に退社、夜遅くに帰宅、食事、風呂を早々に済ませ就寝。
同じ毎日の繰り返しに、自分の人生の意味を考えることもあります。
一念発起して、変化に飛び込む。その挑戦の背中を押してくれるのは、あなたが築き上げた資産1,000万円かも知れません。
ハイリスク資産への投資に挑戦できる。
総資産100万円の中の10万円(10%)、総資産1,000万円の中の10万円(1%)はそれぞれ意味が違います。
総資産100万円中の10万円の投資が上手くいき、大きなリターンを得られれば嬉しいですが、失った時の悲しみもまた大きいです。かといって、少額の投資をしても得られるリターンは小さいです。ジレンマはありますが、この場合でも少額の投資で我慢するか、リスク資産への投資を諦めるのが無難です。
総資産1,000万円中の10万円の投資の場合、万が一、下手をして0円になっても、ポートフォリオの他資産が+1%の成績を出せれば、大きな痛手にはなりません。逆に2倍、3倍と値上がりした場合、利確をして安全資産に振り替えることだって出来ます。
1年で300万円→1000万円到達した私の具体的な投資。【具体例】
sakaの現在のポートフォリオ
- 米国高配当個別株の定期買付 (ポートフォリオのコアとして80%構成)
- 投資信託の定期積立(ポートフォリオのサテライトとして15〜20%構成)
- 仮想通貨、金などのコモディティ(ポートフォリオのサテライトとして5%以内で構成)
- 現金(ポートフォリオの5%以内で構成)
2020年から投資を始めています。
具体的に実施したことの手順は以下です。
step
1証券口座を開設。積立てNISAの買付設定。
まず、口座開設し、積立てNISAの買付金額の設定をします。
積立てNISAの年間上限枠を使い切れるよう、毎月¥33,333円の自動買い付け設定をします。
私の場合は、積立てNISA枠でeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を買い付けています。
step
2米国高配当個別株を安値で購入。
収入から生活費を差し引いた金額分、米国高配当個別株を購入。
こちらは積立の設定ではなく、チャートの値動きを見ながら安値で購入しています。
最初は私も、チャートなんか読まずに思考停止で定期買付していました。初心者や面倒な方は定期積立でも大きくは問題ないです。
チャートをある程度理解されている方は時期を見て購入がおすすめですね。
step
3臨時収入の一部をリスク資産に振り向ける。
ボーナスや副業などの臨時収入の一部を、仮想通貨、レバレッジ商品などのリスク資産を買い付けます。
こういった商品は値動きが大きく、リターンが大きい反面、差し向けた金額の多くを失ってしまう可能性もあります。
最悪、失っても良い程度の金額を使って、宝くじや競馬をして遊ぶくらい感覚が調度良いです。
ただ、投資家として、値動きに感情が支配されないように、あらかじめ売却ラインを設定をし、利益がのったらあっさり売却。損切りラインも設定し、値下がりしたらあっさり売却。これは心がけないといけません。
利益が出せたのであれば、コア資産である米国高配当株へ振り替えています。
※間違っても、リスク資産に大きな金額を差し向けないよう注意しましょう。
step
4配当金を高配当株に再投資する。
米国高配当個別株から毎月もらえる配当金を使って、更に米国高配当株を買い付けます。
高配当株を持っていなかったら、享受出来ないお金です。実質、自身のお金を使わずに得られる資産ということになります。
配当再投資戦略は地味で、花の無い投資法ですが、リスクを抑えながら着実に資産を増やせる方法です。
投資を始めた当初、ひと月に得られた配当金は800円から2,000円くらいだったでしょうか。
現在では、10,000~15,000円は毎月配当金として貰えるまでになりました。
副業で毎月10,000円を得るのはハードルが高いですが、配当金として得る難易度はそこまで高くありません。
手放しでお薦めできます。メリットしかありません。
結論
投資で1,000万円達成するための方法【3つの習慣】
- 収入の最大化【努力】
- 支出の最適化【調整】
- 利回りの最大化【設定】
1,000万円を目指す理由【メリット】
- 資産拡大のスケールメリットを得られる。
- 1,000万円を達成するまでの過程で、マネーリテラシーを得られる。
- 人生、投資の選択肢が増える。
1年で300万円→1,000万円到達したsakaの投資【具体例】
- 米国高配当個別株の定期買付 (ポートフォリオのコアとして80%構成)
- 投資信託の定期積立(ポートフォリオのサテライトとして15〜20%構成)
- 仮想通貨、金などのコモディティ(ポートフォリオのサテライトとして5%以内で構成)
- 現金(ポートフォリオの5%以内で構成)
以上、1年で300万円→1,000万円まで資産拡大を達成するために私が実践した、具体的な習慣、投資法を簡単にご紹介しました。
投資基礎はこちらで述べましたので、更に詳しくという方は他記事をご参照ください。
皆様の資産がより早く、より大きく成長し、幸せな人生を手にできるよう、私も努力していきます。
ではまた。